BOSE の新しいS1 PRO+ を試す!

 先日、ボーズさんの発表会で突如発表されたS1 PRO+ この発表を知っていたら、発表会行ったのに!。

 発売は2023年10月頃とのことですが、先んじてお借りすることができました!。
 さて、いったいどこが新しいのか?、見ていきましょう。

■外観

 まずは外観から。

 大きさはほとんど変わりがありませんが、全体的に丸みを帯びたフォルムになって優しい印象です。
 で、持ってみないと分からないのですが、上部のハンドルの形状が新しくなっていて、なんと持ちやすくなっています。手に優しい!。
 こんな細かい点にまで配慮されているとは少しオドロキでした。

 側面の操作部はトーンコントロールとリバーブのツマミが無くなって、よりシンプルになりました。
 ツマミが無くなってしまった理由は後述します。

■仕様

 基本3チャンネルという仕様も変更ありません
 いたずらに入力を増やすとか、そういう「増強」はなく、基本的なところの「誰でもカンタンに使える」というコンセプトにブレはありません。
 「マスターボリューム」という概念も無く、3チャンネルのバランスだけで出音を決める点も変わっていません。
 これは、ミキサーの操作を知らない一般の方にはむしろわかりやすい仕様なのです。

 3チャンネルめにはBluetooth、3.5mmステレオミニに加えて、標準TRSの端子が追加されました。

 で、先日(2023年7月19日20日)開催された九州放送機器展の現場でボーズ社のスタッフさんから伺ったところによると、USB端子(Type-C)は外部デバイスの充電用かと思いきや、オーディオのストリーミングにも対応しているとのこと!。
 要するにS1 PRO+で出している音をそのまま配信などで使用できちゃうってことなんです!。これにはびっくり!。

■進化の目玉!

 そして、今回のニューモデルの最大の目玉は、本体にワイアレス受信機を内蔵した点です。

 操作部の1/2チャンネルのXLR入力端子の横に、カマボコ型の穴(?)のような部分がありますが、ここに専用のトランスミッタ(送信機・別売)が収納できるようになっています。
 この部分の設計が実にスマート!。

 トランスミッタは、マイク用(XLR端子)と楽器用(1/4PHONEプラグ)の2種類が用意されており、任意の2つをチョイスできます。
 マイク用はマイクロフォンのお尻に直接装着するタイプ(長さが長くなっちゃいますが・・・)。
 楽器用はギターなどの楽器のアウトに直接セットします。

 トランスミッタは充電池を内蔵しており、S1 PRO+本体の収納部に装着しておくことで、内部のUSB C 端子を介して自動的に充電もされる仕組みです。

 さらに、ワイアレスのペアリング(送受信の周波数同期)まで自動的に実行
 本体からトランスミッタを抜いて、マイクや楽器に装着すればホントにスグ使用可能になります。
 煩わしい手間は一切かからず、正にストレスフリーの手軽さです!。

 本体はもちろんバッテリー駆動なので、電源要らず、ケーブル要らずでストリートでは無敵です!。

■操作系

 さて先ほど「トーンコントロールとリバーブのツマミが無くなった」と書きましたが、この点はどうなったのでしょうか?。

 電源を投入すると分かりますが、各チャンネルのツマミの横には小さな四角い(たぶん)液晶の画面が搭載されました。
 ツマミはプッシュスイッチも兼ねており、ツマミを押し込むことで、画面の表示が[ TREBLE → BASS → REVERB ]という順番で変わり、それぞれの位置でツマミを回すことで調整ができる仕組みです。

ツマミ操作

 そしてこの液晶、本体の設置方向(縦置き・横置き)に応じて、クルッと表示の向きが変わります
 これがなんかカワイイ!ので、意味なく縦にしたり横にしたりしたくなっちゃいますww。

 こいうトコ、ホントよく出来てるんですよねー。

画面の回転

■アプリは?

 残念ながら、お借りしたタイミング(2023年7月)でリモートアプリは入手できませんでした。
 しかし、Bluetooth でスマートフォンなどと接続し、各種コントロールももちろん可能です。

■音も進化!?

 ユニット構成も旧機種と同じということで「音はたいして変わらんだろう」と思いましたが「一応」と思い、並べて新旧を聴き比べてみました。

 ・・・音。変わってます。

 音の良し悪しは「好み」なので、あくまでも個人の感想であることを前提としますが、私は「音も良くなっている」と感じました。
 モノラルなんですが、奥行きを感じるというか、例えば旧機種のキックはヘッドの「ベチベチ」という音で聞こえるのですが、S1 PRO+のキックは胴鳴りの音まで確認できるというような感じです。
 より「響き」が豊かになっている印象を受けました。

 九州放送機器展で伺ったところによると、お借りした個体は「もしかすると最終の製品版と同じチューニングになっていないかも知れない」とおっしゃっていましたので、私の聞いた音が製品そのものの音ではないかも知れませんが、期待してよいのではないでしょうか。

 あと、本体の置き方(縦置き、横置き、斜め上向き、スタンド設置)によって最適なEQが自動的に選択される点も変わっていません。

■まとめ

 全体的には「使いやすさ」にさらに磨きがかかったな!という印象を強く受けました。
 「死角がない」と言えばいいでしょうか、とにかくスッゴク良く出来ています。
 多くの面において、ここは「クラス最強、他社の追随を許さない」仕上がりだと言っておきましょう。

 発売がホントに楽しみです!。皆さん、期待してていいですww。

■BOSE S1 Pro+ は2023年秋ごろの発売予定です。
 お買い求めは株式会社サンフォニックスの各通販サイトで!

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