もくじ
国内の初回入荷数は非常に少なく、恐らく三次入荷分までは国内入荷と同時に品切れ、となるであろう予想がされているNATIVE INSTRUMENTS KOMPLETE 11。
弊社では早速初回入荷分のオーダーを致しましたので、ご予約受付を開始致しました。
是非とも、ご予約下さい。
初回入荷分から順調に入荷しています。宜しくお願い致します。
と、冒頭からいきなり商魂丸出しで始まる当記事ですが(笑)、本題は「新しいKOMPLETE」についてです。
今回のNATIVE INSTRUMENTS「KOMPLETE 11」からラインナップは3つとなり、それに伴い若干の変更があります。
まずはこちらをご覧ください。
これを見て分かる事は、以下の4つのポイント。
※2段階でUPGすればK11Uにもできます。まず「K11」にUPG、次に「K11」を「 K11U」にUPGという手順。
上記の表を見ると一目瞭然なのですが、「KOMPLETE 11 SELECT(¥24,800-)」と「KOMPLETE 11 ULTIMATE UPG for SELECT(¥109,800-)」を購入すると、 ¥4,400- お得なんですよね笑
そしてこの場合の「アップグレード元」となる「KOMPLETE 11 SELECT が入っていたUSB3.0フラッシュドライブ」は全く不要になるので、これを日常アイテムとして利用することもできるので2度お得(笑)
もちろん、この方法でも確かに「KOMPLETE 11 ULTIMATE」を入手できることはネイティブインストゥルメンツジャパンに確認済み。
それにしても、どうしてこんなプライシングになったのかは謎、、、
アップグレードやアップデートを利用できず、新規でULTIMATEを購入しようとお考えの場合は、この裏ワザをお見逃しなく。
製品が膨大すぎて全てをじっくりご紹介するのは結局「で、なんだっけ?」となってしまうものですので、当記事では「実際にNATIVE INSTRUMENTS KOMPLETEを利用するとこんな使い方になる」という現実味のあるポイントでお話をしてみたいと思います。
「製品内容をしっかり吟味したい」、という方はこちらの KOMPLETE11比較表 をご覧ください。
さて、まず大前提として、NATIVE INSTRUMENTS KOMPLETEに内包される各製品ひとつひとつは、いずれも非常に「音質的クオリティ」が高いことが最大の長所。
「なんでもありは、結局何にも使えない」というセオリーがありますが、NATIVE INSTRUMENTS KOMPLETEに関しては例外で、それゆえ商業レベルで愛用されている実績があるわけで。
となると単純に、「内容品のバリエーション」が、あなたの作る音楽ジャンルとどれだけマッチするのか、が大きなポイントになるでしょう。
例えば、必要なものが「MASSIVEと少しの音源があれば」、ということなら迷わず「KOMPLETE 11 SELECT」を選ぶべき。
「なんとなくSELECTって廉価版ぽいし、、、」なんて心配は無用。
足りなければ、「本当に」足りなければ、後からUPGしたり単体購入する方が得策に思います。
僕はDTMをするのに一番大切なことは、「適切な資金繰り」だと思っています。
そうでないと、無駄な投資と失望で音楽制作が必要以上に辛く苦しいものになってしまいますからね。
CM制作や映画音楽・ゲーム音楽・SEの制作をされているような、マルチな音楽制作を行う方に最適。
というのも、クラシックで用いられる楽器などの収録量に優れているのは本製品だけ、つまり真の意味で「ハイクオリティななんでも入り」であるのが本製品であるからです。
楽曲制作において、その「音楽ジャンル」にとらわれる事なく制作する必要がある方にとって、この「とりあえず」では済まされない素晴らしいクオリティが並べられている本製品は絶対的なプロダクトと言えるでしょう。
クラシカルなサウンドなどが削られ、いわゆるポピュラーなサウンドメイクにとっては十分すぎる内容であるのがこのKOMPLETE。
例えばバンドさんやクラブミュージックのプロデューサーさんにとって、本製品は必要十分な製品ではないかと思われます。
私も個人的に音楽制作をしていますが、本製品で必要十分だ、という判断。
これが大手から外注を受けるようなセミプロさんになると、「ULTIMATE要るかなー」になるかもしれませんが、それにしても「急に必要」という事はないかな、と言えるほど十分な満足度を持ったパッケージです。
膨大な世界をもつコンプリートからすると「入門版」であることは間違いないのですが、クオリティと内容に関しては上述のとおりズバ抜けて素晴らしいもの。
DAW付属の音源では物足りない、有名な「MASSIVE」が欲しい、そのMASSIVEの反対にあたるアナログフィール溢れる「MONARK」が欲しい、という方にとっては超絶オススメ。
すでに他社のマルチバンドルをお持ちの方にとっても「保険的な音源が手頃に手に入る」という意味でも無駄がないと思います。