少し前のことになりますが、去る2016年12月14日、Roland Aerophone AE-10のシステム・プログラム Ver.2.00がリリースされました。
概要はローランドさんのWEBサイトで公開されているとおりですが、ざっとこちらの内容です。
もくじ
Saw Lead 2
Saw Lead Du
Synth Brass Du
Alto Sax Saw
Clarinet Sqr
Chunky Lead 1
Chunky Lead 2
Chunky Lead 3
OvGuitar Lead 1
OvGuitar Lead 2
Techno Synth 1
Techno Synth 2
Techno Synth 3
Pipe Organ 1
Pipe Organ 2
・トーン音量:トーン毎の音量が設定できるようになりました。
・ビブラート感度:ビブラートのかかりやすさが設定できるようになりました。
・ビブラート・ピッチ変化量:ビブラートの音程変化量が設定できるようになりました。
・ユーザー・トーンのショートカット設定:有効/無効の設定ができるようになりました。
・キー・ディレイ機能:
複数のキーを同時に押したり、離したりするするときに、意図しない音が出てしまうことを防ぐための機能が追加されました。
・運指モードの切り替え:サックス運指のフラジオあり/なしの設定ができるようになりました。
・ブレス・センサーの MIDI コントロール・チェンジ情報の出力設定:
ブレス・センサーで出力される、コントロールチェンジ、ピッチベンド、アフタータッチなどのMIDI信号を設定できます。
・バイト・センサーの MIDI コントロール・チェンジ情報の出力設定:
バイト・センサーで出力される、コントロールチェンジ、ピッチベンド、アフタータッチなどのMIDI信号を設定できます。
・ユーザー・トーンとシステム設定のバックアップ機能:
ユーザー・トーンとシステム設定がパソコンにバックアップできるようになりました。
・ユーザー・トーンとシステム設定のリストア機能:
ユーザー・トーンとシステム設定をパソコンから復元できるようになりました。
・ユーザー・トーンの消去機能:ユーザー・トーンが消去できるようになりました。
電源を入れ、[MENU]ボタンを押して、メニュー画面を表示。
[ MENU ] ボタン下の左右のボタンを操作して「 Version 」を選択。
現在のバージョンが表示されます。
[2.00]と表示された場合はアップデートしないでください。
ファイルを右クリックして「すべて展開」を選ぶと、解凍(展開)されます。
オクターブキーの[-2]ボタンを押しながら、AE-10の電源を入れます。
すると大抵このような表示が現れるので、「フォルダーを開いてファイルを表示」をクリック。
USBメモリやSDカードを使用した時と同じように、AE-10がメディアとして認識されていると理解していただけるとイメージしやすいと思います。
黄色いフォルダ[ae10_sys_c200]をコピーしないように注意してください。必ずフォルダの中の白いアイコンの[ae10_up.bin]をコピーします。
このような表示が現れた場合は「はい」をクリック
AE-10ドライブを右クリックして「取り出し」を選択。その後USBケーブルを抜きます。
面倒でなければ、パソコンの電源を切ってからUSBケーブルを抜くとより安心です。