もくじ
■XOの特長
その革新的なユーザーインターフェイスが話題のXLN AUDIO XO。
既にいろんなところで紹介されていますが、主な特徴をちょっとおさらい。
●これまでにない音色のブラウジング
これまで様々なソフトウェア音源で音色の名前や既存のカテゴリを頼りにして音色を選んできましたが、XOのそれはまさに革新的。
[ SPACE]画面 で色分けされたドットをマウスでポチポチ!。「偶然」これがまた楽しい!
ドットはズームイン/アウトが出来るので、大丈夫。
従来のファイルネームや、カテゴリなどの関連ワードでの検索も可能。
ハートマークの「お気に入り」登録も出来るので、「あの音をまた使いたい・・・」もOK。
●ステップシーケンサーでカンタンリズムメイク
●音色エディットも視覚的に
音色ごとにエンベロープやピッチ、フィルターで作り込みが可能。エフェクトも内蔵。。
●できたリズムは即座にオーディオファイルやMIDIファイルとして出力
ココはかなりポイントです。
ステップシーケンサーで組んだデータは、DAWのMIDIトラックにポイッとドラッグするだけ。
オーディオもレンダリングしてから、同様にオーディオトラックにドラッグすればOK!。
もちろんDAWからのMIDIをインプット設定すれば、音源として発音します。
パッドや鍵盤をつなげば、演奏も可能。
基本となるリズムをDAWにポイポイして、オカズはDAW側で細かくMIDIをエディット。
これを繰り返せば、あっという間に一曲分のリズムトラックが出来そうです。
以上のように、とにかくあまり難しいことを考えることなく多彩なリズムメイクができて、アナタのトラックメイクのワークフローにちょっとした変化をもたらすかも知れません。
欲を言えば、サンプルのスロットが8つなので、もうちょっと多くてもいいかな?と思います。
■日本語マニュアル
簡単にイジれるソフトなので、マニュアルがなくても大抵の操作は出来ますが、現在(2019年4月16日)日本語のリファレンスマニュアルがまだ無いそうなので(Getting Started の日本語版のみ)、実戦で必要となるであろう「ルーティング」についてちょっと説明します。
上記で触れたように音色ごとにエディットが可能ですが、やはり音色ごとにツッコんだ音創りはしたくなるもの。
その際にはDAWのトラックに音色ごとに出力してやる必要があります。
■BUS OUTの設定
XOのBUS OUTの設定はココです↓
音色ごとに出力BUSを決めます。
DAW側(画面はPro Toolsです)はオーディオトラックを作成し、インプットセレクターの[プラグイン]のところで先程決めたBUSを選んでやります。
以上!
カンタンなことですが、これでDAWのプラグインなどを使ってよりツッコんだ音創りが出来るようになります!。
XLN AUDIO XOは
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