TAMA ブランドのマイクスタンド[IRON WORKS シリーズ]が日本上陸!
2017年10月4日星野楽器販売株式会社より、TAMAブランドの新しいマイクスタンドの発売がアナウンスされました。
その名も[IRON WORKSシリーズ]。
米国では既に発売されていましたが、ついに国内上陸です。
ライブハウスなどではおなじみのTAMAブランドのマイクスタンドですが、国内の主要コンサートツアーや放送局のプロフェッショナルの現場では、実質的にK&M ST210/2(21020)やST201/2(20120)などの独壇場でした。
弊社、株式会社サンフォニックスの音響事業部でも、基本的にはK&Mの製品で業務は運用しています。しかし「最近壊れやすいのでは?」との声もチラホラ・・・。
今回、商品発売前に[IRON WORKSシリーズ]のプロトタイプが弊社に持ち込まれ、弊社音響事業部スタッフ向けに内覧会を実施いただき、試験的導入がその場で即決されました。
内覧時に最も注目を集めた点は「安定性」です。
まず、正直「重い!」。
このことは可搬性においてはマイナスとなる点ですが、何が起こるかわからないライブの現場では重いということは「安定性」に直結します。
特に[STUDIOシリーズ]の三脚部は「中が空洞のパイプ」ではなく、「中身が詰まった棒(!)」なのです。このことで抜群の安定性が生まれ、また同時に開脚時の省スペースも実現しました(足を短く作れるんですね)。
このことはシンバルスタンドの脚などで込み合うドラムセットへのマイクセッティングにも貢献します。
そして、各可動部の「安定性」も見逃せない点でした。回転部や伸縮部が容易、且つしっかりと固定できることは非常に重要です。
また、[STUDIOシリーズ]の脚ゴムはTAMAオリジナルのフローティングデザインの採用と相まって、安定性と共に床からの不要な振動の伝達を抑制し「音」にも良い影響を及ぼすことでしょう。
様々な点で、微に入り細にわたって、現場での使用を突き詰めた[TAMA IRON WORKSシリーズ]は、K&Mの牙城を果たして崩せるのか!?。
FEATURES(STUDIO SERIES)
三脚部には一般的なパイプではなく、実体の鉄製ロッドを採用。低重心化により、抜群の安定性を誇ります。また、このことで三脚も短くでき、開いた際の省スペース化にも寄与しています。
先端部の脚ゴムもTAMAオリジナルのフローティングデザインを採用することにより、床から伝わる振動を軽減します。
ブームティルター部は6枚の金属板で構成。従来よりも強力なトルクでブームの角度を固定できます。
金属製なので、ゴム製の摩擦板よりも摩耗や温度変化に強く、環境に影響されにくくなっています。
テレスコープ・ブームアームの先端にもパイプではなく、実体ロッドを採用。重たいマイクでもしなることはありません。
ブームアーム後端のカウンターウェイトは取り外しが可能なので、三脚の位置を変えずにアームの向きを逆にするなど、セッティングの自由度も向上しています。
回し易いロックナット形状で、ホルダーを取り付ける際にはしっかりと、取り外す際には小さい力で操作することが出来ます。
TAMA IRON WORKS シリーズマイクスタンドは、サンフォニックスオンラインショップで好評発売中です。
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