本日(2018年7月17日)ローランド株式会社より、Aerophone GO AE-05 (エアロフォン ゴー)の発売がアナウンスされました。
Aerophone AE-10は2016年10月の発売でしたが、待望のシリーズ新製品の登場です。
手元にはまだ限られた情報しかありませんが、ご紹介いたしましす。
もくじ
●いろいろライトになりました
資料には「もっと手軽に、もっと自由に」とのコピーがありますが、手軽になったのはまずプライス。
49,500円(税別)です。
AE-10が78,000円(税別)ですから、3万円近いプライスダウンを実現。
もう一点はそのサイズ。
幅 128mm(128)
奥行 78mm(93)
高さ(長さ) 454mm(574)
そして重量
質量:695g(電池含む)(855)
カッコ内の数値は、AE-10のものなので、小型化、そして軽量になったことがわかります。
また、AE-10は電池は6個必要でしたが、AE-05は電池4個で動作します。この点も軽量化に寄与していると言えます。
Saxophoneの現機を3Dスキャンして設計されたといわれるAE-10のキー配置は、「違和感なく演奏できる」という点で、演奏家にも好評でした。
AE-05においても、小型化はされましたが、比較写真でわかるとおり、キーの位置などの変更は最小限になっているようです。
●搭載音色は11音色
音色は厳選された、下記の11音色を内蔵。
1.ALTO SAX
2.TENOR SAX
3.SOPRANO SAX
4.BARITONE SAX
5.FLUTE
6.CLARINET
7.VIOLIN
8.MUTE TRUMPET
9.SAW LEAD
10.SQUARE LEAD
11.PERCUSSION
搭載されているメモリ容量の仕様と思われますが、内蔵音色はAE-10(AE-10はVer.2.20で62音色を搭載)と比較して大幅に減少しています。
しかし、これをカバーするための新しい機能を搭載しています。その機能については後程・・・。
●その他の機能・特徴
・カラーはAE-10Gと同系統のメタリックグレー
・スピーカー内蔵
・PHONES/OUTPUT端子(ヘッドフォン兼、LINE OUTオーディオ出力端子)はステレオミニ端子になりました(AE-10はステレオ標準)。
AE-10にあったINPUT端子(他の音源などをつなぐ補助入力)は廃止されました。
・電源はニッケル水素充電池単三型×4本、またはUSB供給。
AE-10同様、マンガンやアルカリ電池は電圧が高すぎるので、使用不可です。
電源アダプターは付属しませんので、汎用のUSB電源アダプタなどを使用することになります(電源用のUSBケーブルは付属)。
・AE-10同様、高品質なソフトケースが付属
●Bluetooth搭載でできること
AE-10に無い大きな特徴はBluetoothを搭載したことです。
これにより、スマートフォンやタブレットとの接続が可能になりました。
スマートフォンなどの音楽コンテンツをAE-05側で再生し、それに合わせて演奏することが出来るのです。
先程「内蔵音色は11音色」と書きましたが、専用アプリ[Aerophone GO Plus]を使用することで、さらに50の音色を楽しむことが出来るようになります。
これはBluetoothを使って、AE-05からスマートフォンなどにMIDI信号(演奏情報)を送信し、スマートフォン側の音源が発音するという仕組みです。
(AE-05の内蔵音色が増える訳ではありませんのでご注意)
また、[Aerophone GO Plus]はミュージックプレーヤーとしての機能もあり、スマートフォンなどに入っている楽曲を再生することができ、さらにこれらのテンポやキーの変更、センターキャンセル機能など練習に便利な機能を搭載しています。
そしてもう一つの専用アプリが[Aerophone GO Ensemble]。
資料によりますと、7人までのAerophone GO演奏者が、1台のスマートフォンなどにワイアレス接続し、アプリに搭載されている音色を各自に割り当て、アンサンブルを楽しめるとのこと。この際は外部スピーカーを使用するようです。
Bluetoothならではの新しい機能ですね。
今は限られた資料からのご紹介ですが、これからも新しい情報をお伝えしていきたいと思います。
※Roland Aerophone GO AE-05は「サンフォニックスオンラインショップ」で好評発売中です!。
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