大衆へ明瞭に音を届けるBOSE F1 Model 812 System

弊社はBOSEの日本正規ディーラーですので、BOSE F1という新しいスピーカーシステムの製品発表会にお呼ばれされてきました。

 

ライブ用スピーカーの発表会はライブハウスやクラブなど建物問題による音響設計が整いきっていない場所で行われることが多いのですが、今回は「ホール然」とした四谷区民ホール(452席の多目的ホール)での開催。

 

「この良さを余す事なく伝えたい」というボーズさんの気合いを感じました。

 

 

発表会の内容は商品説明や、海外エンジニアのコメントのビデオ視聴。

続いてのCDソースの試聴ではボーカル中心の楽曲や、クラブミュージックでサブウーファーを加えての再生などなど、事前勉強をしていたなら「知ってます」的なよくある流れ。

 

BOSEのオフィシャルビデオではこんな感じですね。

 

 

 

コンパクトながらバンドサウンドを受け止める余裕のサウンドシステム

ここまで試聴した限りでは、引き締まった低音とその余裕を認めながらも「さすがBOSEの高音質」という印象。

BOSEだから「悪い」なんて事は無いと想像し、その通りで、特段驚きもなく、という。

 

そんな中、ステージ上にはバンドセットらしき楽器のセットアップが。

いつもの「試聴しておしまい」な雰囲気とは少し違う様子です。

「ちゃんとしたホールでバンド演奏が聞けるのか?」と期待しつつも、これまでこの類のコンパクトスピーカーの発表会で満足できるバンド演奏が聴けたことは余り無い事もあり、バンド演奏を聞く前から感想を聞かれた際のリップサービスのコメントを考え始めていたというのが正直なところでした。

 

が、いい意味で期待を裏切られました。

 

こういったコンパクトスピーカーの発表会でのバンド演奏というと、ヴォーカル中心のポップバンドであったり、JAZZ系の比較的小音量のバンドが登場することが多いのですが、今日に限ってはスリーピースの”ガチのロックバンド”の演奏。

にもかかわらず、まったくサウンドに無理がありません。

 

L1 COMPACT などのコンパクトなシステムでは、音量を上げるほど、演奏温度が高いほど、どうしてもシステムが悲鳴を上げているというか「パンク寸前」みたいな窮屈さが生じるものですが、そうした窮屈さが現れずバンドサウンドを全面から受け止めていると感じました。

 

 

さらに中域から低域のつながりが非常にスムースで「サブウーファー付け足しました」的な低域がつながっていない感じがなく、その低域もブヨブヨ、モコモコせず大変引き締まった低音で、とても好感を持ちました。

 

 

こんな好意的な感想を抱かせてくれたBOSE F1、どんな技術がつめこめられているのかを少し紐解いてみましょう。

 

 

 

聴衆に明瞭な音を届けるフレキシブルアレイ・テクノロジー

bose-f1-model812-b

聴衆の位置に応じたスピーカーシステムの「方向」を適正にする事は、優れた音質において非常に重要なポイントです。

そこでBOSE F1はこうした「方向」をコントロールすることが出来るフレキシブルアレイ・テクノロジーを搭載しています。

 

キャビネット内部には8基のエンクロージャーが縦に積み上げられており、内部でアレイを構成しています。この中の上下3基ずつを押し込んだり、引き出したりすることで、指向性をコントロールすることが出来るのです。

 

この機構は単に上に下に動くだけなのかと思いがちなのですが、実はユニットのポジションを自動的に検知して、内蔵されているDSPが自動的に最適なEQを施してくれているのだそうです。

実際に2階席まで移動し、ダイアログを「リバースJ」ポジションで確認しましたが、その効果は絶大でした。「ストレート」ポジションと「リバースJ」ポジションで比較しましたが、後者の場合は2階席でも非常に明瞭なセリフが届いていました。

 

 

2階席のある500名規模のホールなどで講演会などを実施する際には、非常に効果的な機能であると思われます。

 

 

 

本格サウンドシステムなのに、驚くほどカンタンなセットアップ

bose-f1-subwoofer-b

とにかく本機はセットアップにあたり余計なことを考える必要がまったくありません。

「つなげば音が出る」という感じです。

 

MODEL 812はマイク入力も装備していますので、MODEL812を1本にマイクをつなげば最小システムの完成。

 

素人が扱えるカンタン仕様でありながら、ホールで利用されるPAシステムに匹敵する高音質とパワーを備えているという事です。

 

 

また、サブウーファーを使用する際でも、F1 SubwooferにはMODEL812をマウントするための専用スタンドが内蔵されているので、非常に簡単にセットアップが完了します。

 

MODEL812の重量は約20kgありますので、一人で載せるのは少し大変かもしれませんが、本物のコンサートPAシステムなどをセットアップする事を考えると、いや考えるまでもなく(笑)、シンプルで簡潔です。

 

 

 

本格スピーカーの宿命も解決する省電力性

また、もうひとつ重要なポイントとして「省電力」という点が挙げられます。

 

一般的にホール規模のPAシステムをセットアップするとなると、音響用に別途電源を準備する必要があります。

ところがBOSE F1の消費電力は1本あたり連続で200W以下とのことなので、サブウーファーを含んだ1ペアのシステムであっても、一般家庭用電源1口(1,500W)で賄えてしまうのです。

 

つまりホール会場など設備が整った場所ではない集会場や会議室のような場所でも電源の心配をすることなく使用可能ということ。

 

一般企業、自治体、プライベートなDJパーティなど「わざわざ電源を用意する手間はかけられない」といったイベントでも余計な心配が必要ありません。

 

 

 

まとめ

発表会が一通り終了した後、PA席から声がかかるので見てみると業界の先輩K氏でした。

「スゴいよね。ホントにコレ使えるよ」という業界古株の方からリップサービスではない一言が出てくるという状況が、最後に強く印象に残りました。

 

 

カンタンで、小規模ホールクラスの音響をこなし、しかも高音質で、余計な心配が要らない。

つまり本格的なPAを入れるほどでは無いけど真剣に音にこだわったライブ・イベントを行いたい方に最適な本製品。

小規模PAシステムの一つの到達点であると思います。

 

 

弊社はBOSEの数少ない日本正規ディーラーですので、本製品のご試聴などのご相談も承っております。

関東近郊の方は、お気軽にご相談下さいませ。

 

 

お問い合わせ

BOSE F1 MODEL 812

BOSE F1 SUBWOOFER

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