もくじ
IK MULTIMEDIA iLOUD
ミュージシャンの為のBluetoothスピーカー、「iLOUD」
Bluetoothスピーカーは多くのメーカーから製品がリリースされています。
膨大な製品が存在する中、音楽機材メーカーを手掛けるIK MUTLTIMEDIAは、他の製品とは一線を画したユニークなBluetoothスピーカー「iLOUD」という製品をリリースしています。
この製品は当店でも人気が高くご好評頂いている製品です。
IK MULTIMEDIAがミュージシャンの為に設計したというこのBluetoothスピーカーはパッと見、外見では他の物と変わらないようですが、他にはない個性的な機能を持っているのです。
お勧めのポイントなど、少しレビューをしたいと思います。
他の商品とどこが違う?
検索サイトなどででBluetoothスピーカーを検索してみると多くの製品が販売されている事がわかると思います。
価格帯も様々で、中には1万円を切るようなリーズナブルな製品もあったりと、低価格でも十分なスペックの製品が多いジャンルですが、コストパフォーマンスの重視されるこのジャンルにおいて他の機種と比べて「iLOUD」はどこが違うのでしょうか・・・?
やはり一番の特徴はiRIG回路を搭載し、ギターアンプとしても使えるという点でしょう。
こんな機能はiLOUD以外ではまずないユニークな機能ですよね。
※iRIGとは?
iRIGはIK MULTIMEDIAがリリースしているモバイル機器向けオーディオインターフェイスです。
スマートフォンやタブレットの高性能化に伴って、音楽制作もこれらの機器でできるようになってきました。
こういった機器でも高音質で録音、再生ができ、モバイル機器ならではの可搬性も失わせないよう小型軽量化したオーディオインターフェイスシリーズがiRIGです。
対応機器や入力数、用途に合わせて様々な製品がラインナップされています。
どんな機能をもっている?
この商品、なんとギターアンプとして使うことができます。
iLOUDにはiRIG回路が搭載されています。
なのでiPhoneやiPadなどのiOSデバイスと組み合わせることで、アンプシミュレーターとなり、リアルなアンプサウンドを奏でる事が可能!
音の処理はiOS用アプリAmplitube for iOSが担当し、本物のアンプに迫るリアルなアンプサウンドで演奏が可能になっています。
内蔵バッテリーで動かせば、外でもギターを鳴らせますので、迷惑にならない場所まで移動してスタジオ代を気にせず思う存分練習する事もできますよ。
使い方について
まずは接続ですが、これも普通のギターアンプとほぼ同じで、アンプを使った事のある方なら簡単にできると思います。
違うところはiOSデバイスの接続と、Amplitubeのアプリを立ち上げることくらいです。
接続が完了したらリアパネルのこの部分でまずはインプットレベルの調整をしましょう。
指ではちょっときついので、マイナスドライバーがオススメです。
適正なレベルに調整できたら、あとはアプリ上で音作りを楽しみましょう。
アプリ上では実際にツマミの絵が表示されていて、これを動かす事でゲインやEQ、ボリュームその他パラメーターの可変ができるので、いつものように機材をいじる感覚でセッティングができます。
新しい機材で音作りしているとついつい時間を忘れてしまって気づいたら数時間たっている事、よくあると思います。
iLOUDもそんな感じで、アプリで色々なセッティングを試行錯誤している内にどんどん時間が過ぎて、気が付けば数時間経過している・・・そんな感じです。
今回試したアプリはFree版だったのですが、それでも結構いろいろなパラメーターがあってセッティングを楽しめました。
製品版アプリでは更にモデリングの数が増えるので、Free版で飽きてしまったらこちらを購入することで、より本格的な音作りに取り掛かる事ができます。
Free版でもプリセットが結構用意されていますので、まずはこれで遊んでみると感じがつかめると思います。
レイテンシーは、ほとんど演奏には支障がないレベルです。
少しの遅延でも気になる方は設定からLatencyの部分でULTRA LOWにすると更に低レイテンシーのモードとなります。
サウンドはIKらしいリアルなアンプサウンドをきちんと鳴らしてくれるので、普段の練習には十分すぎるくらいのクオリティです。
また、コンパクトなボディで設置スペースもとらないので、機材が増え過ぎて置き場に困っている方でも安心です。一般的に練習用として売られている10や15Wのアンプよりも小さいです。
Bluetoothスピーカーとして
メインの機能はやはりギターアンプとしてお使い頂く所ですが、お部屋でのBGMを流すためのBluetoothスピーカーとしても結構イイ感じにお使い頂ける印象です。
Bluetoothスピーカーに結構多いスピーカー一発のモノラルではなく、ステレオでさらに高域用と低域用のドライバーが分かれている本格的な2way仕様です。
こういった部分から、音にもこだわって作られているという事が見て取れますね。
また、充電式なので作業中にも電源の場所を気にせずに設置して音楽を楽しむことが可能。
内蔵バッテリー式だから電池交換の必要もありません。
さらに、ラウドという名前の通り充電式でありながら40Wもの大音量を実現していて、結構な音量がでます。なので屋外イベントでのBGMや、ダンス練習の時の音楽再生用スピーカーとしてもお使い頂けると思います。
音量調整は真ん中の銀色のノブで調整します。
このノブは左右どちらにも、どこまでも回るようなタイプで最大、最少になったところで周りの光っている部分が点滅して知らせてくれるという方式になっています。
最初は周りのライトがインジケーターのように表示されたり、明るさによって表示がされるのかなとも思ってしまいましたが中々ユニークな感じですよね。
現在のボリューム値がパッと見ではわからないですが、直感的に操作できるのであまり不便な感じはしませんでした。
まとめ
ギターアンプにもなるBluetoothスピーカーiLOUDはギター演奏からお部屋でのBGM用途までお使い頂ける他とは違う個性的な製品です。
ギタリストの方には手軽でハイクオリティな練習用アンプとして日頃の練習のお供としてオススメとなっております。
更に便利なBluetoothスピーカーとして、音が必要な多くの場面で活躍する事間違いなしです。
そんな IK Multimedia iLOUDですが、弊社でも好評販売中です!
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