KOMPLETE SELECT
KOMPLETE KONTROLキーボードに、KOMPLETE SELECTというインストゥルメント&エフェクトバンドルが無償付属することがアナウンスされました。
この KOMPLETE SELECT 、驚くべきことに「かなりの強力な内容」となっており、もしかすると本家KOMPLETEはいらないのかも。。。。。
というバリュー感。
- MASSIVE
- MONARK
- REAKTOR PRISM
- RETRO MACHINES
- THE GENTLEMAN
- VINTAGE ORGANS
- SCARBEE MARK I
- WEST AFRICA
- DRUMLAB
- SOLID BUS COMP
ちなみに、既にKOMPLETE KONTROLキーボードをお持ちの方にも無償提供されるとの事。KOMPLETE SELECTがリリースされたタイミングで、ユーザーには無償提供がされるとの事です。
NATIVE KONTROL STANDARD
更にビッグニュース。
KOMPLETE KONTROLキーボードの特徴的な機能であるライトガイドやスケール機能は「KOMPLETEのみ」で提供される機能でしたが、今後は多くのサードパーティVSTプラグインでも利用できるようになるでしょう。
NIは「NATIVE KONTROL STANDARD」というサードパーティ向けテクノロジーを公開し、VSTプラグインが「NATIVE KONTROL STANDARD」に則っていれば、KOMPLETE KONTROLキーボードの特徴的な機能が使えるようになるというものです。
NIは既に主要なVSTプラグイン開発メーカーに「NATIVE KONTROL STANDARD宜しくね」と声をかけている状況で、どうも多数メーカーより「良い返事」を貰っているようです。
この 「NATIVE KONTROL STANDARD」、MASCHINEにも対応するフォーマットとの事でMASCHINEブラウザもより快適さを増す事でしょう。
STEMS
そして先日発売された 「TRAKTOR KONTROL D2」で発表されたSTEMSファイルフォーマット。
このSTEMSはつまり「ひとつのファイルだけどもマルチトラックオーディオファイル」という特殊なファイル。
STEMSに則ったソフトウェアではマルチトラックファイルとして認識されますが、例えばiTunesなどでは、ただの2mixオーディオファイルとして認識されるようです。
こちらも 「NATIVE KONTROL STANDARD」と同様に、多くのアーティストやBeatportなどとの連携を取り付けているとの事で、RemixToolのように広く認知される事となるでしょう。
さらに重要なポイントは、「STEMSファイルフォーマットを自分で作成できる」という事。
つまり、MASCHINEやDAWなどのマルチトラックオーディオからSTEMSファイルを自分で作成できるようになるそうです。
STEMSファイル作成のためには今後公開される「VSTプラグイン」が提供されるようになるそうですから、それをインサートしてSTEMSファイルを作成する、という流れになる見込み。
今のところSTEMSは4トラック(2mixトラックも含むと5トラック)ですが、 TRAKTORにはDECKが4つありますので最大16トラックの「リアルタイムミックス」を行うパフォーマンスが可能になるという訳です。
更に僕が目にした開発途中のSTEMSでは、BPM検知、CUEポイント設定、ループ設定など従来のWAV/MP3を扱うような事が出来ていましたので、これまどと変わらないTRAKTORパフォーマンスは可能な模様。
Ableton Liveを愛用してきたトラックメイカーに是非活用頂きたいですね!
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