MOTU AVBは要注目

「新しい世代」に突入した、MOTUインターフェース。

キーワードは「AVB」という言葉。

 

これにより様々な次世代機能が利用できるようになり、兼ねてから評価の高い「音質」だけでなく利便性もひときわ抜きに出た存在となりました。

 

ところが「AVB」と検索してもネットワークだとかLANだとか、音楽とは馴染みない言葉が氾濫しており「AVBかぁ、また新しいやっかいなのが出てきたな、、、」というのが多くの人たちの率直な感想ではないでしょうか。

 

 

そこで、この「MOTU AVB」の素晴らしさをご理解いただくために、「MOTU AVB」を「カンタンに」と「より詳しく」の2回に分けて掘り下げてみたいと思います。

2017/02/25 「より詳しく」の記事を公開いたしました。

 

今回はその「カンタンに」の方になりますので、「AVBってなんなの?」とか「個人利用を考えてて」という方にオススメの内容となっております。

 

 

 

音質に優れた新生MOTU AVB IO

まずは「AVB」というものを紹介する以前に、MOTUインターフェースが素晴らしい「オーディオインターフェース」であることが大前提のお話ですので、まずはオーディオインターフェース(単純な音の出し入れ)という面でいかに優れているかに少し触れてみたいと思います。

音質は心配してないから早くAVBを!という方は飛ばして頂いてOKです笑

 

 

現在、既にプロ機器として広く愛用されるMOTU IOは「演奏楽器を扱う音楽制作において"音楽的なサウンド"をもたらしてくれる事で定評がある」という特色で愛用されていると思いますが、MOTU AVB IOでは、この一面がブラッシュアップされています。

 

そもそも、まずは、なぜに音楽的と評価されているか?というところですが、多くのオーディオインターフェースはだた「クリアさ」を売りにしているのに対し、MOTU IOでは「マイクプリ」「ラインアンプ」としての側面も非常に強いという特徴をもっているところにあります。

 

「クリアさ」を売りにしたIOは、悪く言えば「音を録るためだけの鉄の塊」。

対してMOTU IOは「楽器やヴォーカルを映える音に際立たせる」役割を持つ「マイクプリ」「ラインアンプ」のような意味合いも兼ね備えており、プロフェッショナルクオリティのクリアさを守りながらも「ひと味」加えてくれる特徴を持っている、ということですね。

 

例えばRMEオーディオインターフェースの特色というのは、高品位な個体マイクプリやラインアンプ/ミキサーなどを使ったことにより得た特色を「変化を与えず、そのままに」といったときに真価が発揮される製品ですが、個人で楽しむ楽器好きの方々や、ライブ環境のような「スタジオレベルの徹底したレコーディング環境」を満足に用意できない場合では、高品位な個体マイクプリやラインアンプ/ミキサーなどが無くても「あたかもそれらがあるかのような」サウンドで録音できるMOTU IOは願ってもない存在というわけです。

 

強引に言えば、「MOTU IOであれば、良いミキサーやマイクプリも持ってるのと同じだよ!」という感じですね笑

 

 

さて、そんなMOTU IOが「AVB IO」となりブラッシュアップされた、、、ということですが、もう少し具体的にはこういう手が加えられています。

 

  • よりグレードの高いパーツを採用
  • パーツが並べられる回路の設計も最新技術を投入し再設計

 

つまり「一部をちょこっと変えました」というよりは大幅に改変したという形ですね。

 

ただ、実際に「8M」などを手元で試しましたが、「今までの上位互換」という印象で音の方向性そのものが大きく変化したという印象はなく、いままでのMOTU製品の素晴らしさに惚れている方は間違いないと思います。

レンジが広くなり、クリアさが増した分、今時のハイレゾ音源制作や、それ以上を求められる世界でも使える「上位互換」をしたんだな、という感じでした。

 

確かにAVB IO以前のMOTU IOは、こうした新分野での利用と考えると少々力不足が否めませんでしたが、MOTU AVB IOでは、こうした新時代のサウンドや未来のサウンドにも対応しましたよ、という印象ですね!

 

 

 

AVBって?

冒頭で「キーワードはAVB」と挙げた通り、MOTU AVB IOを知るには「AVB」を知る必要があります。

このAVBというものがもたらす恩恵というのは実に様々あるのですが、こと、個人的な利用に限るとどんな恩恵があるの?という事から始めてみたいと思います。

 

では、いきなりその恩恵を述べ、一つづつ紹介していきたいと思います。

  • MOTU AVB IOのLAN接続は超高速かつ安定している
  • LAN接続は将来性がある
  • MOTU AVB IOを遠隔操作できる

 

 

MOTU AVB IOのLAN接続は超高速かつ安定している

さて、いきなりですがAVBのお話をするというのは「ネットワーク」類のお話になるということです。

いわゆる「インターネット」とか「WiFi」とか「社内サーバー」とか、身近だけども中身はよく分からん!というアレですね笑

 

ただ「ネットワークってよくわからん」のは重々承知しておりますので、ここではあくまで「USBとかThunderboltに並べてわかりやすく」でご紹介していきたいと思います。

根本が違うので、ところどころ正確では無い表現があるかもしれませんが、どうぞご承知くださいね♪

 

 

さて、今まで一般的には音楽制作をする上で「ネットワーク」なんてさほど身近ではありませんでしたが、「ネットワーク」の世界が音楽との相性の良いものに進化してきたという事実がありまして、今後も音楽の世界で「ネットワーク」はより身近になると思います。

 

実はプロの世界では「Dante」といったネットワーク・オーディオの規格が、既に、広く、採用されていますし、ここのところ音楽・放送分野の最先端が集まる展示会などではあちこちで「IPオーディオ」という言葉が飛び交っているので、民間(一般)の方たちの一部でもご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

さて、そんなネットワーク類のものが、どうして音楽業界に浸透しようとしてるの?という話。

みなさんご存知のネットワークというのは「情報(ファイルなどのデータ)」を高速・確実に伝送するものです。

 

ふと思うのですが「インターネットする」というのは、よく考えると、かなりすごい事ですよね。

写真とか文字とか、様々なデータが集まるWebサイトやWebサービスの全てを「きっちり伝送する」から見たいサイトが表示されている、しかもデータが実際に保存されている場所は日本ではなく海外だったり。

また「なんか回線が混んでて遅い」などというトラブルがあっても、時間がかかりながらも情報伝達は進捗する、、、、とか。

 

そんな広大な世界観においても情報伝達を確実にするもの、それが「LAN接続(ethernet)」というものです。

LAN接続では「LANケーブル」が用いられるのですが、このLANケーブルもまた、伝送という面では、USBやThunderbolt以上に信頼されたものでもあります。

つまり「ethernet+LAN接続」というのは、非常に安定しているというわけですね。

 

それを証明するような話として、あちこちに点在するATMや、大規模工場に複数存在する工業ロボットのコンピューター制御通信にはLAN接続が採用されていたりします。

 

 

などという事から、プロオーディオの世界ではLAN接続を用いた「Dante」などのネットワークオーディオが浸透しているわけですね。

 

 

LAN接続は将来性がある

前項で「ATMや、大規模工場でのコンピューター制御通信に使われている」と説明しましたが、これにはもう一つ「LAN接続である必要性」があるそうです。

 

それはLAN接続自体が常に進化しており、それでいて旧仕様とも驚くほど互換性が保たれているため、一旦システムにLAN接続を採用してしまえば、システム全体を大幅に変更すること無く、次世代の技術やニーズを取り入れることに長けているということです。

 

これを私たちの状況に置き換え考えると、、、

 

  • USB-CやUSB3.0が乱立しコネクションをどうすれば良いか悩む
  • FirewireポートがコンピュータになくなりIOが使えなくなって困った
  • 新たなコネクションが登場して今後を不安に思う

 

こうした事から解放されやすいという具合ですね。

 

 

 

MOTU AVB IOを遠隔操作できる

ネットワークですから、ネットワーク内の機器にアクセス/遠隔操作することが可能な点も、AVBの特徴です。

 

簡単にいえば、「インターネット回線口」はルーターに繋がっていると思いますが、そこからご自宅のWifiルーターだのパソコンだのテレビだのゲーム機だの、、、さまざな物に繋がっている(ネットワーク)かと思いますが、そのネットワークの中に「繋ぎたいもの」、例えば「パソコンとネットワークオーディオ機器」が存在していれば、1Fに設置してあるネットワーク機器を、2Fから操作できたりするわけです。

 

まぁ、、、1Fのオーディオ機器の出力が2Fで聞こえるわけではありませんけども(笑)、「USBとかThunderboltケーブルが繋げられる距離感」から考えるとかなり自由自在という事です。

 

わたくしごとですが、ライブ会場に応じて音響が異なる事がとても悩みで、これを解決するために会場ごとに即席の「音作り」をするのですが、ステージに置かれたMOTU AVB IOを、客席から、スマホで、遠隔操作してバランスを整えられるというのは「音作り」を妥協しなくて良くなる(動き回らなくて良いから)、しかも時間短縮もできるので、ちょっとタマらないです笑

 

 

難しそうなAVB

一番の難点は「AVBって、使い始めるまでがメチャクチャ難しいんじゃないの?」というところ。

しかし、実際にセットアップしたところ「本当にこれで使えるのかよ、、」というくらいカンタンでした。

 

ネットワーク設定にありがちな"見慣れない文字列を、見慣れない画面へ打ち込む"とかそういった作業は無く、「インストールしてください」の指示通りドライバソフトウェアなどを普通にインストールし、繋いだら使えるように、、、、簡単というか今時の普通のオーディオインターフェースのセットアップと同じ感覚です。

 

マネージメントソフトウェアには、やはりIPだなんだと玄人向けの設定も並んでいますが、それ以外はいわゆる普通の設定が並んでいるだけなので、今までのDTM機材のセットアップなどの事をやんわりにでもご理解されている方なら、さほど迷い無く操作もできる事でしょう。

 

 

このカンタンさには、かなり拍子抜けというか、おどろきました。

 

なお注意があるとすれば1つ、コネクションです。

上の動画のようにIOコネクションをUSB/Thunderboltにする場合は気にしなくてOKですが、上述したようにLANケーブルでコネクションする場合には、LANケーブルは「CAT5e」「CAT6」「CAT6A」という仕様のものを利用するということ。

家電量販店なら絶対にありますし、品揃えの良いコンビニやスーパーなどにもあったりするので入手には困らないと思いますが、下の画像のようにパッケージ表記をチェックして入手してくださいね。

LANケーブルの指定がある理由なども「より詳しく」のほうで述べますが、簡単にいえばAVBとして安定性やスピードを出すには必ず「CAT5e以上」の利用が必須なので、ここだけ忘れず注意しましょう。

 

 

 

まとめ

楽器演奏者、楽器レコーディング主義の方にとって音質の向上を図ることができる。

AVBを導入し、高速・安定したオーディオ伝送が可能になり、かつ将来性も確保できる。

 

こんな具合の様々な利点を持つ MOTU AVBシリーズ。

 

 

もしネットワークオーディオをより深く知りたい方には物足りなかったかもしれませんが、それは冒頭で述べた「より詳しく」の方でご紹介したいと思います。

 

いまのところ「ネットワークオーディオの真価はプロオーディオの世界でこそ」といえる状況ですが、個人利用でもここでご紹介したようなメリットが既にありますし、無線LANがWiFiになり企業でも利用されるまでになった経緯を考えると、今後が楽しみなものでもあります。

事実、様々なネットワークオーディオ規格がある中で、AVBに限っては規格策定団体「Avnu Alliance」が存在し、音楽制作分野以外にもホームオーディオ、カーオーディオ、ビデオカメラの世界でも「AVB準拠」の機器が増えつつあります。

 

とりあえず確実なのは、MOTU AVB IOシステムは海外レコーディングスタジオのオーディオネットワークの中で非常に高い評価を受け、どんどん普及が進んでいるそう、つまり今、既に信頼に足りうるものという事です。

 

 

とりあえず私は「ステージに置いたULTRALITE AVBを、客席から遠隔操作しCHバランスやEQを整える」という理想が実現するので、ライブ会場に応じたサウンドバランスを簡単に整える事が出来るようになり、幸せになれそうです笑

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